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2004.02.03

攻殻機動隊 Ghost in the Shell

GHOST IN THE SHELL 攻殻機動隊 Limited Edition『イノセンス』公開前に復習かねて見直してみました『攻殻機動隊』。DVDをレンタルしてみたんですが、おまけが少しだけついていて、予告編やカンヌ映画祭で流された特報などが入っていました。監督のインタビューも。音声は日本語と英語が選べますが、今回は聞きなれた日本語で見ました。英語音声に日本語字幕で英語の勉強、という手もあったのですが(一回見ているわけだし)、台詞が多くておっつかなくなる可能性があったので今回は止めました。

最初に見たときには流していたところが、今回はしっかり受け止めることができました。といってもたいしたところではないんですが。トグサが公安9課に引き抜かれた経緯とか、駐車場のシーンでトグサがあることに気がつくところとか(トグサばっかだな)、S.A.C.でより深く描かれているところが印象に残りました。サイトーとかは名前しか出てこないのが意外でした。

今回『攻殻機動隊』を見直して強く思ったのは、ストーリーを追うというよりも観念的なもの(記憶の外部化の及ぼすもの等々)をストーリーを絡めながら観客に提示する、という感じが強いなぁ、ということ。話だけを楽しもうとすると、途中で哲学的というか抽象的な会話が混じり、テンポが悪く感じるんですよね。人形使いが何のかはメインではなくて、生命のない機械が生命を持つということ、またはその可能性のほうが映画の中ではメイン(これって Dean Koontz の『デモンシード』に近いような気が……)。エンターテインメント重視だったらきっと、人形使いが何でその裏にはどんな陰謀が……といった展開になったんじゃないかなぁ。それだときっと普通のアニメの延長で、ほかの映画等々への影響も小さかったかもなぁ。そうそう、ゴーストっていったい何、というのが最初に映画を見て思ったことなんですが、S.A.C.を見てようやく、魂とか生命とか精神といった「生きていること(≒いつかは死ぬこと)」の証、映画に登場するロボットなどが持たない生物だけがもつもの、といったニュアンスのことかなぁ、というところまで認識できるようになりました。『イノセンス』の予告編で、ゴースト、という言葉が使われていますがはじめてみた人は良くわかんないと思うんですがどうなんでしょうか。あと、『イノセンス』の予告編、あれだけだとどういう話がさっぱりわかりません。あらすじがわかるような予告編が好きな私としては見ていてちょっとつらいです。






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