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2004.05.03

グッバイ、レーニン! (Good bye, Lenin!)

ゴールデンウィーク真っ只中。5月1日(土)は映画の日とGWが重なったので劇場は全国的にもこんでいたのでしょうか。この日は、久方ぶりにシネコンではなくてミニシアターに行って『グッバイ、レーニン!』を見てきたのですが、満席でした。都内はここしかやっていないからなぁ。公開からしばらくたっているからすいてきているかと思っていたのですが、あにはからんや、激込みでした。最初は銀座で、今の恵比寿ガーデンシネマは2周目にあたるわけですが、まだまだ興行的にはいけそう。週末はしばらく混雑が続きそうです。あ、ミニシアターでも映画の日ということでしっかり1000円でした。ラッキー!

グッバイ、レーニン!映画は統一ドイツを東ドイツの視線で描いたもの。政治的なにおいはそれほどせず、家族を描いた映画になっています。お話は……息子が反政府デモに参加しているのを目撃してしまった母親。母親は熱心な社会主義者でもあったせいで、ショックのあまり心臓発作で倒れてしまう。昏睡状態の中で、ベルリンの壁崩壊、統一ドイツの誕生と目覚しく時代が移り変わってゆく。幸い、昏睡状態から復帰するが、医者からのショックを与えてはいけないという忠告から、今のドイツの状況を見せないようにと息子は奔走する……といった感じで話はすすみます。

途中、母親を騙すために、ニュース番組を制作するシーンが出てくるのですが、実際の映像がところどころ差し込まれていました。その分、すごくリアリティがでています。実際に統一ドイツが誕生する中で、こういうこともあったんだろうなぁ、と思ってしまうほどです。ベルリンの壁が崩れるシーンは、実際に日本でも放映されていました。衝撃的な出来事だなぁ、これで平和になるといいなぁ、と当時は考えていたものですが、冷戦の後にここまでテロが蔓延するとは思ってもいませんでした……早く『文明の衝突』読まないとなぁ。

母親が昏睡していた期間は8ヶ月なのですが、わずかなその期間で統一ドイツが生まれるとは、普通の人々にとってみれば、確かに信じがたい状況だったといえるかもしれません。その分、息子が、母親にしてみればショックの原因になると思うのも当然かもしれません。最初はそこまでして騙そうとするかなぁ、と思ったのですが(姉は比較的現実的で、ばかばかしいと何度か口にします)、母親が心臓発作を起こしたのは、自分のせいでもあると引け目を感じていれば償いとしてやるかも、と途中からは思えてきて違和感がなくなりました。

ピアノの曲が劇中で印象的に使われていました。なかなかいいなぁと思ってクレジットを見ていると、担当はYann Tiersen。どっかで聞いた名前だなぁと思い、調べてみると、この人、『アメリ』で音楽を担当していた人でした。『アメリ』ではアコーディオンが印象的に使われていましたが、今回はピアノ。『アメリ』のサントラも最高でしたが、こちらのサントラも気になるところです。


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