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2004.05.31

Batman & Robin / Original Motion Picure Soundtrack

先週でようやく仕事のピークが過ぎたので、週末は久方ぶりに映画でもと思っていたのに、トラブルで予定がぱぁに。誰かに会うとかいう予定ではないので別にいいんですが、それでも自分で組み立てていた予定が音をたててがらがらと崩れるのにはそれなりのショックが伴います。来週は『パッション』見に行くぞ絶対。でも、まだやっているのかなぁ。

Batman & Robin: Music From And Inspired By The 'Batman & Robin' Motion Picture音楽だけはそれなりに聴けたのですが、なんか聞き方が中途半端というか、消化不足というか。ということで、先週から聞いているDonny Osmondは今週もまた持ち越すことにしました。今回はその前に聞いていたもの。バットマンシリーズ第4作目のサントラです。ここからは、R. Kellyの'Gotham City'などがヒットしました。映画のキャスト陣は、アーノルド・シュワルツェネッガー、ジョージ・クルーニー、ユマ・サーマンなどとかなり豪華ですが、サントラ参加メンバーも負けず劣らず豪華でほかにスマパンやジュエル、アンダーワールドも曲を提供しています。

曲は映画のなかで使われたものばかりのはずですが、うーん、あんまり記憶に残っていないです。あれ、正確なタイトルが'Music from and inspired by the 'Batman & Robin' motion picture'ということは、使われていない曲もあるということですか。ま、豪華な面子が参加したサントラなので、映画を見ていなくても一度聞いてみる価値はあるかもしれません。コンピレーションものが好きな人にはいいかも。R&Bからロック、ダンスものまで幅広く収録されています。

スマパンはこのころ一番勢いがあったころ(と私は思っているのですが)で、提供曲はかなり気に入りました。いろいろお騒がせネタを提供してくれるR. Kellyですが、'Gotham City'とかを聞くと、やっぱりこの人うまいよなぁとつくづく思います。GOO GOO DOLLSも曲を提供しています。これがまた彼ららしい曲で最高です。ジュエルはこのサントラに入っているのが結構不思議な感じでした。なんかタイミングが……デビュー曲がヒットして人気急上昇中で、かつ収録曲'Foolish Games'は彼女のデビューアルバムからのセカンドシングルだったし。サントラに提供が先に決まっていたのかなぁ。それとも、'Foolish Games'はサントラからのヒットだったのかなぁ。PVの仕上がりが気になります。映画のシーンとか入っていたのか知らん。あ、あと、ハル・ベリーの前の旦那のエリック・ベネイも曲を提供しています。ハル・ベリーはこの映画にはでていませんが、バットマンからのスピンオフした映画『キャットウーマン』で主役のキャットウーマンを演じるそうで。うーん、ゆるいバットマンつながりだ……

タイトルから映画にちなんでいるなぁと判るのは、先にあげた'Gotham City'とMe'shell Ndgeneocelloの'Posion Ivy'ですかね(ほかにスコア曲一つ)。歌詞が未収録だったのでどんなこと歌っているのかは不明ですが(輸入版のサントラって歌詞がついていないのがほとんどですな)、気になります。

アメリカではサントラって一つのジャンルとして成り立っていますが、邦画のサントラってなんか影が薄い気がします。主題歌はヒットしても決してサントラヒットにはならないし。最近は結構豪華な面子が参加したサントラもあるみたいですが、それでも話題性に乏しいというか……『キャシャーン』とか『アップルシード』はちょっと話題になっていたみたいですが。アメリカみたいに、コンピものとして楽しめるものがもっともっと出てくるとうれしいなぁ。スコア盤も海外みたいに売れるようになるともっと面白いかも。最近は邦画に勢いを感じるので、その勢いがサントラにも波及してほしいものです。


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2004.05.25

犀 / 燐光群

仕事の合間をぬって久方ぶりに芝居を見に行ってきました。芝居をよく見る知り合いに薦めてもらって燐光群の「」を。タイミングよく朝日新聞の夕刊に劇評が掲載されていたのでそれを読んであらかじめ予習しておきました。評のおかげであらすじが頭に入っていたので芝居にはすんなり入っていけました。

ものすごくぶっちゃけて書くと、主人公の周りの人間が次々と犀(動物のサイですな。こうかくとはしらなんだ~)となっていく、というお話なのですが、脚本がかかれた当時の全体主義に傾倒していく世評を批判したものだそうです。サイになっていく人々が全体主義に系統していく一般の人とかさなるわけですな。この手のテーマは多分に現代的なせいか、今の世の中にも当てはまります。と、なんか朝日の評そのまんまですが。

評にもありましたが、主役の人の演技、ものすごい絶叫系です。つばが飛ぶのが見えるし、序盤から汗だらだらの熱演(単に照明が暑かっただけなのかもしれませんが)。絶叫系とは聞いていましたがまさかあそこまでとは。舞台と距離があれば多少はインパクトが減じたのかもしれませんが、会場がまさに小屋という感じで役者との距離が非常に近く、役者の熱意が痛いほど伝わってきました。緩急はついており、緩い(=静かな)部分が非常に目立つ結果となっています。演出だとは思いますが、役者も大変だなぁの一言でした。一回でものすごく体力消耗しそう。

舞台をはさむ様に観客席がおかれており、また観客席通路や観客席後ろも演出として利用するので、小さい場所でありながらなかなか臨場感あふれる芝居になっていました。舞台をはさんで向かいの席に座っている人と目がたまに合うのがなんか変な感じでした。


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2004.05.15

Pop Goes the World / Men without Hats

"Dreamland"の前はこちらを聞いていました。通常、1枚のアルバムを1週間ずーっと聞いているので、聞いていたのは3週間くらい前かも。作品自体古くて1987年に発表されています。もう15年以上も前なんですね~はぁぁ。

B00000723W.01.00TTZZZZ.jpgバンドはカナダ出身。このアルバムの一つ(または二つ?)前のアルバムからヒットシングルを飛ばしており、一般的にはそちらの曲の方が有名かもしれません。が私は聞いたことがないです。このバンドを知ったのは、アルバムタイトルにもなっている 'Pop Goes the World' のシングルを当時耳にしたことがきっかけでした。この曲、導入部がチープなシンセサイザーの音でそれがすごく耳に残り、アルバムまで手を出してしまいました。もともとシンセの使い方が独特みたいです。

アルバム全体もシンセの音が全体的に表に出る感じのポップソングで占められています。典型的な80年代ポップスの音を堪能できます。今聞くと音がすかすかとか思うかもしれませんが。厚みにはどうしてもかけてしまいますな。それでも楽しく明るい健全なポップソングはやっぱり聴いていて気持ちがいいです。ジャケットも印象に残りますな、こいつは。

このアルバムのあとはヒットが続かずバンドは事実上解散状態に陥ってしまったそうです。音楽でずーっと成功するのって大変なんですね。その点、マドンナやカイリーとかは(バンドではないですが)息の長いアーティストだなぁとつくづく思います。

決してメジャーなアーティストではなかったわけですが、それでもまだCDが手に入るのってすごいですな。1998年に reissue されたようなのですが、一体 reissue される基準て何なんですかね~Top20シングルを出したアルバムみんなが reissue されているわけでもないみたいだし。謎だ~


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Dreamland / Robert Miles

仕事がばたばたしていて、ゆっくり書き込む時間がとれない……というか、休みになると、あれもこれもとやりたいことだらけでとても時間が足りなくて、文章書く時間がとれまへん。駄文にせよ、やっぱり時間がかかるんで。というか文章長すぎかも。気がつくと30分くらい黙々と書いてしまっています。今日はちょっとまとめて書いています。

Dreamland先日聞いていたのがこれ。買ったのは数年前なんですが、当時もっていたコンポで聞くとなぜか音飛び発生。他のCDでは音飛びしなかったので、コンポではなくてCDの問題ということでしばらく封印していました。コンポを買い換えたのを機に再度聞いてみたところ、まったく問題なく再生されました。ということはコンポがおかしいのか、相性なのか……?

シングルカットされていた 'Children' を当時のBeat UKで見てはまりました。ピアノの旋律に重なる打ち込みの音。自分にはすごく新鮮で印象にのこる曲でした。アルバム全体とおして聞いてみてもやっぱりピアノの音が必ず入っている曲ばかり。もともとピアニストだったんですね、この人。どおりで。セカンドシングルだった 'Fable' は確かドリュー・バリモア主演の映画『エバー・アフター』の予告編に使われていました。こちらもなかなか印象に残る使い方でした。

最近はコンポやステレオではなくてPCで音楽聴く人も増えているようで。うちのはノートでスピーカーが貧弱ということもあり、もっぱら音楽聴くときは昔ながらのステレオやMDプレーヤーを使っています。あ、あと、やっぱり電源いれてすぐ聞けるし、ステレオだと。iPodみたいなシリコンオーディオプレーヤーのも興味があるのですが、1000曲持ち歩いたりしないしなぁ。アルバム一枚分入れば十分だし。あともう少し再生時間を延ばしてほしいぞ。携帯MDプレーヤーとかと比較するとまだ再生時間は見劣りします。


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アップルシード ( Appleseed )

記憶がおぼろげになりつつありますが、忘却の彼方に行ってしまう前に。予告編と話題に惹かれてみてきました。原作は『Ghost in the Shell』『イノセンス』の原作も書いている士郎正宗。予告編を見る限り、キャラクターデザインが典型的なアニメ顔なのが気になりましたが……女性キャラデザインに限って言えば、うーん、個人的には『Ghost in the Shell』の少佐の方が好きかも。

APPLESEED話は『Ghost in the Shell』『イノセンス』よりもずっとわかりやすいです。台詞の量も適度で、先の二つの作品と比較すれば自然な会話になっています。よっぽどこっちのほうがマーケット広いですな。お話は、理想郷オリュンポスで暮らすバイオロイドと人間の対立を軸に、アップルシードの謎に迫るというもので、詳しくは公式サイトで。ラストにちょっとしたひねりもあり、あまり途中だれることなく見られました。原作、すごい前に読んだはずなんですが、こんな内容でしたっけ……時間があれば読み直してみようかなぁ。

宣伝は、CGとアニメの融合!など技術的な斬新性を訴えているようですが、見ている方としては、なんかすごくきれいなアニメーションだなぁ、という感じでした。確かに、モーションキャプチャーで作ったシーンとかはすごく自然な感じで見ていて楽しいんですが。サントラの豪華さも話題になっていましたが、オープンニングタイトルシーンには Basement Jaxx の 'Good Luck' がかかります。あんまり違和感なかったなぁ。教授も曲を提供しているらしいんですが、すみません、どこで使われたのか全然わかりませんでした。Paul Oakenfoldの曲もあったらしいんですが、これもわからず。それだけ映画に夢中だったのかもしれません。

キャラクターデザインですが、女性キャラクターの目、すごく大きくて昔の少女漫画を思い出してしまいました。映画を見ている最中は気にならないのですが、デュナンとかヒトミのスチールを見るとやっぱりでっかいなぁとつくづく思います。男性キャラクターもどちらかというとやっぱりリアルよりというよりはアニメ的に描かれていました。ウラノス将軍なんか特に。

これも果たして『Ghost in the Shell』のようにカルト的に人気がでるのでしょうか。続編の製作と海外配給が決定したとのニュースも流れていましたが、今後の動きに注目です。

公式サイトですが、製作者日記がMovable Typeで提供されています。コメントはできないようですが、トラックバックは可能です。残念ながら4月26日で更新はとまっているようですが。公開されたので、製作は完了だもんなぁ……


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キル・ビル Vol.2 ( Kill Bill Vol.2 )

『キル・ビル Vol.1』の鑑賞も無事終わり、いざ『キル・ビル Vol.2』へ。映画館の入りはまぁまぁと入ったところでした。やっぱり「1」で、次はレンタルでいいや、と思った人、多かったのでしょうか。『キャシャーン』の方が人が入っているらしいし。ファーストランももうすぐ終わりらしく、やっぱ「1」ほど人、入んなかったんでしょうか。

キル・ビル Vol.2「1」がアクション・バイオレンス一色だったのに比べ、「2」はアクションはやや控えめで、どちらかというとストーリーに重きが置かれています。復讐の旅は続き、残る3人を仕留めるべく話は進んでいきます。途中、中国でブライドが特訓していたシーンが出てきますが、ここに出てくる師匠、これまたおかしなキャラクターで笑えます。髭、あんな風に触るのはなんかインチキくささが出ていて最高。おまけにB級チックだし。あんなのいないよなぁ普通、と思っていたら新聞に掲載されていた、中国で作成された「三国志」DVDの宣伝画像に似たのがありました。劉邦だか項羽だか忘れましたが、やっぱり長い顎鬚に手をあてていました。あれって普通なのかなぁ。確かにあそこまで顎鬚伸ばした人、普段見かけないから、どういう風に髭をあつかうのかなんて正直わかんないんですが。

アメリカでは「1」よりも評判がよかったらしく、どこかの評には、「前編での穴が後編でうまく埋まる」とありました。ストーリーのことをさしているのであれば、そのとおりでした。ブライドの結婚式にいたるまでの過程などが説明され、前作でなんとなく流してきたことがそれなりに説明された感じです。あからさまではありますが、伏線もあったりして楽しめました。メインの話ではないですが、ダリル・ハンナ演じるエルがなぜアイパッチをしているのかもわかります。

いや~前作のジュリー・ドレフェスに続き、今回はダリル・ハンナがすごいです。あの最後のシーン、一番印象深かったです。エルといえば、前作で最初に登場したときに吹いていた口笛の曲がすごく印象に残っています。あれ、サントラにはいっているのかなぁ。あと、今回のダリル・ハンナ、なんとなく、ローラ・ダーンに似ているんですが、気のせいか知らん。最初、なぜか絶対これはローラ・ダーンと思っていました……

タランティーノ監督、今年のカンヌ映画祭で審査委員長だそうで。うーん、なんかイメージ違うなぁ。しかし、コンペ作品、彼の趣味がちょっと出ている感じがしますな。『イノセンス』持ってくるあたり、いかにもタランティーノという感じ。彼が委員長じゃなかったら選ばれていなかったかも、と思うこともあります。


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2004.05.10

キル・ビル Vol.1 ( Kill Bill Vol.1 )

映画館で見逃していたのでDVDをレンタルして見ました。vol.2は結構アメリカ本国で評判いいらしく、映画館で見たかったので、となるとvol.1を見ておかないと。ということで結構足しげくレンタルショップに通ったんですが、やっぱり新作+人気作ということで全然レンタルできない……先日も、多分今日もだめだろうなぁと思っていったら、ビデオ板があり、とりあえずこれで我慢しよう、とその後店内うろうろしてもう一度棚をチェックしてみたところ、DVD版が一つだけ戻ってきていました。あわててビデオを返却し、DVDを手に取りカウンターへと急ぎました。DVDの方がやっぱりいいもんなぁ。特典あるし、きれいだし、巻き戻ししなくていいし。

キル・ビル Vol.1vol.1を結構周りの人間が見ていたので評判を聞いてみたところ、とにかく血がすごい出る、水芸みたいに血が出る、となんか血だらけバイオレンス映画のような感想ばかりでした。ほとんどの人はどうも予想と違ったらしく(おそらくそこまでバイオレンス一色とは思っていなかったんでしょうなぁ)、続編はもういいや、という気持ちだったみたいです。

で、見てみたところやっぱり血がすごいですこの映画。実際に人が斬られて血が出るところはみたことがないんですが、あんな風に勢いよく血が出るもんなんですか~?斬られた場所によるのかなぁ。映画ではどこ斬られてもすげぇ勢いで血が出ていましたが。

話はvol.1については単純で、婚約者含め結婚式出席者全員を惨殺されたブライド(ユマ・サーマン)が、4年間の昏睡状態から目覚めて復讐の旅に出る、というものです。最初のターゲットはルーシー・リュウ演じるオーレン・イシイ。こちらは日本が舞台になっているのですが、もう監督の妄想爆発した日本ですね。こんな日本ない、はず。大立ち回りは青葉屋(だったかな)を舞台に行われるのですが、こんなお店ないよなぁ。ほんとにあったらいやだなぁ。落ち着かないよきっと。生バンドを前になぜか客が踊るんですが、この生バンド、ほんとにあるバンドみたいなんですよね~まさか似たお店がほんとはあるとかいうオチじゃないですよね~海外の日本料理店だとあるのかなぁ。

オーレンの仲間として栗原千明が出ているのは知っていたんですが、ジュリー・ドレフェスも出ていたんですね。そういえば雑誌にでていたっけ。この人、これが映画初出演かと思ったら、日本でも海外でも結構出ているんですね。知らんかった。結構おいしい役どころでした。日本にいたころのイメージしかなかったので、あのある種汚れ役、かなりイメージギャップがあって楽しめました。

音楽の使い方はやっぱり独特で、一番印象に残ったのは、ブライドが教会でいたぶられるシーンを振り返るときに流れる音楽。画面が赤くなりそこに昔の記憶の映像が重なるときの音楽なのですが、これがまた古い映画の音楽っぽい音で。今聞くとすごく斬新なのが印象的でした。あと、エンドクレジットの時に梶芽衣子の歌が流れますが、これをもってくるところがタランティーノらしさ爆発とったところですね。日本だけでなくて海外でもこの曲が流れているんだと思いますが、歌詞はでているのかなぁ。

【2004/08/01追記】
気がつけばはじめてのトラックバック。ちょっと時期を逸してしまいましたが、早速訪問訪問。

こちらにある「ビルを殺れ!」のポスターは一見の価値ありです。映画のイメージはまさにこんな感じ。一体いつの日本なんだよぉと言いたくなります、映画を見ると。

『キル・ビル2』のDVDも10月に発売予定のようですが、うーん、どれか買うなら「キル・ビル Vol.1 & 2 ツインパック」かなぁ。やっぱり両方ほしいしけど、グッズ等はいいので。グッズの代わりの特典盛りだくさんの2枚組みだったら絶対買いなんですけど(2枚組みもの好きなため……)。


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2004.05.05

アタック・ナンバーハーフ2/全員集合! (The Iron Ladies 2)

連休最後の日、明日からまた会社か~とブルーな気持ちになりそうなのを奮い起こすためにもこちらの映画を見てきました。「1」が単館ロードショーだったことを考えると、都内複数館でやっているのは恵まれているのだと思うのですが、六本木に出るのはちと面倒くさかったです。雨模様の天気だったのでそれほど込んでいなかったので助かりましたが。しかし、ヴァージンシネマズの場所わかりにくすぎです……あと、劇場の入り口にいたるまでのスペースに喫茶店/バーみたいなのを置くのはどうかと思います……映画を見に行く人/劇場から出てくる人も、食事をしている人も落ち着きません、なんか。

アタック・ナンバーハーフ 2 全員集合 ! デラックス版映画は続編ということもあり、できはまぁこんなところでしょう。「1」と比較してフィクション部分も増えているということでした。どれがフィクションでどれが事実なのかは全然わかりませんでしたが……お話は英語タイトルの副題「before & after」からも判るように、サトリーレック結成前と、国体優勝後を追ったものになっています。ジュンとチャイが中国に行ったピアに会いに行く道中で、結成前のことを振り返りつつ、ピアとあった後は、偽サトリーレックと対決するまでが描かれています。と書いていて思ったのは、これ、絶対「1」を見ていないと面白さ半減、いや、0になります……

キャラクターは、ウィット以外は前と同じ。ウィット役の人、何か事情があったんですかね~残念!チャイは相変わらずチーム中たった一人のストレートで苦労している姿が面白おかしく描かれています。本能でジュンをよけるシーンは笑えます。途中、ノンと仲直りするようジュンが忠告されるところがあるのですが、それに対してジュンが「成功が玄関から入ってくると、友情は裏口から出て行く」と言い、そのつもりもないことを伝えます。この台詞、タイ語でほんとはなんと言っているのかわかりませんが、うまいなぁと思いました。普通の会話では出てこないとは思いますが。

最近、タイ映画もいくつか日本で公開されるようになって来ました。いろんな国の映画が見れるのはうれしいことです(東京に限るのかもしれませんが……)。昨年はパン兄弟の『アイ』を見ましたが(正確にはタイと香港の合作らしいですが)、こちらも秀作でした。個人的には去年一番怖い映画になりました……あのエレベーターのシーンはすげぇ怖かった……単なるホラー映画ではないんですが。『アイ』は続編が作られるらしいのですが、imdbによれば、チャイ役のJesdaporn Pholdeeが出るとか。ほんとか~!

映画を見た後、特典見たさに「1」をレンタルしてきました。特典では、オリジナルのサトリーレックのメンバーが見られます。タイのテレビ番組の模様を収めたものですが、字幕がない!パッケージに断りは書いてありますが、これはちょっとひどいっす……音声確かに聞き取りにくいものがありますが、そのせいでうまく訳せなかったのかなぁ。

あ、画像は「1」のものです。なぜかamazon.co.jpで在庫が見つからなかったので、amazon.comへのリンクになっとります。

【追記 2005/03/14】
amazletでリンク張りなおしました。画像は「2」のものになっておりますです。


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2004.05.03

グッバイ、レーニン! (Good bye, Lenin!)

ゴールデンウィーク真っ只中。5月1日(土)は映画の日とGWが重なったので劇場は全国的にもこんでいたのでしょうか。この日は、久方ぶりにシネコンではなくてミニシアターに行って『グッバイ、レーニン!』を見てきたのですが、満席でした。都内はここしかやっていないからなぁ。公開からしばらくたっているからすいてきているかと思っていたのですが、あにはからんや、激込みでした。最初は銀座で、今の恵比寿ガーデンシネマは2周目にあたるわけですが、まだまだ興行的にはいけそう。週末はしばらく混雑が続きそうです。あ、ミニシアターでも映画の日ということでしっかり1000円でした。ラッキー!

グッバイ、レーニン!映画は統一ドイツを東ドイツの視線で描いたもの。政治的なにおいはそれほどせず、家族を描いた映画になっています。お話は……息子が反政府デモに参加しているのを目撃してしまった母親。母親は熱心な社会主義者でもあったせいで、ショックのあまり心臓発作で倒れてしまう。昏睡状態の中で、ベルリンの壁崩壊、統一ドイツの誕生と目覚しく時代が移り変わってゆく。幸い、昏睡状態から復帰するが、医者からのショックを与えてはいけないという忠告から、今のドイツの状況を見せないようにと息子は奔走する……といった感じで話はすすみます。

途中、母親を騙すために、ニュース番組を制作するシーンが出てくるのですが、実際の映像がところどころ差し込まれていました。その分、すごくリアリティがでています。実際に統一ドイツが誕生する中で、こういうこともあったんだろうなぁ、と思ってしまうほどです。ベルリンの壁が崩れるシーンは、実際に日本でも放映されていました。衝撃的な出来事だなぁ、これで平和になるといいなぁ、と当時は考えていたものですが、冷戦の後にここまでテロが蔓延するとは思ってもいませんでした……早く『文明の衝突』読まないとなぁ。

母親が昏睡していた期間は8ヶ月なのですが、わずかなその期間で統一ドイツが生まれるとは、普通の人々にとってみれば、確かに信じがたい状況だったといえるかもしれません。その分、息子が、母親にしてみればショックの原因になると思うのも当然かもしれません。最初はそこまでして騙そうとするかなぁ、と思ったのですが(姉は比較的現実的で、ばかばかしいと何度か口にします)、母親が心臓発作を起こしたのは、自分のせいでもあると引け目を感じていれば償いとしてやるかも、と途中からは思えてきて違和感がなくなりました。

ピアノの曲が劇中で印象的に使われていました。なかなかいいなぁと思ってクレジットを見ていると、担当はYann Tiersen。どっかで聞いた名前だなぁと思い、調べてみると、この人、『アメリ』で音楽を担当していた人でした。『アメリ』ではアコーディオンが印象的に使われていましたが、今回はピアノ。『アメリ』のサントラも最高でしたが、こちらのサントラも気になるところです。


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