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2004.10.14

エイリアン2 完全版 アルティメット・エディション
(Aliens Extended Version Ultimate Edition)

『エイリアン』に続いて『エイリアン2』を鑑賞。これは公開時に映画館で見ました。中学生のときに同級生たちと一緒にわらわらと映画館へ。その前にしっかり『エイリアン』を友達の家でビデオレンタルして予習しておきました。中学生だったこともあり、エイリアンの口から第二の口が飛び出すシーンとかを、一時停止とかコマ送りとかしてじっくり見た記憶があります。なんかすごく気になったんですよねあのシーン。と、予習もバッチリだったので、映画もものすごく楽しめました。フェイスハガーが動くシーンにはマジ度肝を抜かされ、椅子から飛び上がるほどびっくりした記憶があります。私だけではなかったですが。

エイリアン2 完全版 アルティメット・エディション今回は完全版のアルティメット・エディション。完全版は前にLDで出たときに入手しており、本編自体に目新しいものはありませんでした。が、アルティメットエディションというだけのことはあり、内容は前作同様てんこ盛り。音声解説にメイキング。これまた全部消化するのにえらい時間かかりました。他に草稿段階の脚本も収録されています。やっぱりこれも英語のみですが……

音声解説にはキャスト、監督が参加。『サンダーバード』では父親役を演じていたビル・パクストンはこちらにも出演していて、音声解説に参加しています。いや~映画の中の彼、実に若い!コメントするビル・パクストンは年相応の落ち着きがでていたそのギャップがまた楽しかったりします。また、映画はこれっきりとなったキャリー・ヘンも音声解説に参加しています。あれだけの役を演じたのに、その後役者にならなかったのにはびっくりです。

メイキングでは、撮影が実に困難を極めたことを監督とプロデューサーが語ってくれます。イギリスで撮影したのだがイギリスのクルーと当初合わず衝突していたとか、撮影監督をいったん首にして別の人に代えた、などなど。『タイタニック』でジェームズ・キャメロンと組んでアカデミー賞をとったジェームズ・ホーナーは今作でも組んでいるのですが、あまりのスケジュールのひどさに、その後『タイタニック』までジェームズ・キャメロンとは一緒に仕事をしなかったことなども出てきます。ふーん、そうだったのか~

劇場公開版ではなく、完全版でアルティメット・エディション、リリースされたわけですが、監督自身、完全版の方を気に入っているそうです。完全版を公開したかったのだが上映時間の関係でやむなく短くした公開版を上映したそうです。公開版もそれなりに面白かったんだけどなぁ。完全版も好きですが、何度も見ていると若干冗長に感じるところもあったりします。あと、エイリアンを最初に出すタイミングは絶対公開版の方がよかったと思うなぁ。でも、公開版だとあの宇宙船が見られないんだよな~うーん、どっちも一長一短あるなぁ。

昔どこかで、ラッシュにフェイスハガーが天井からどさっと落ちてきて住民に襲い掛かるシーンが収録されていた、というのを読んだ記憶があります。そのシーン、すごーく見たい!とそれ以来思っているのですが、今回のアルティメットエディションにも収録されていませんでした。リプリーたちが最初に入っていく植民地エリアが通路っぽくなっているのですが、そこの天井に大きな穴が開いているように見えるシーンがあり、ここがあのシーンに使われたところなのかなぁと毎回見るたびに思ってしまいます。

Aliens: Original Motion Picture Soundtrack『エイリアン2』は『エイリアン』よりも好きな作品だったのですが、『エイリアン』の鑑賞回数が増えていくにつれて、『エイリアン』も同じくらい好きになってきています。というか、『エイリアン』の映像のクオリティの高さにびっくりしているといったほうがいいかも知れません。エイリアンがいる惑星、どちらの監督も撮影しているわけですが、リドリー・スコットの方が寒々とした荒涼感をうまく出しているように感じます。ジェームズ・キャメロンも頑張っているのはよくわかるのですが、どうしてもスタジオでとったよ感がでてしまってその分リアリティにかけるところが若干あります。映画館で見たときは当然全然気にならなかったのですが。ジェームズ・キャメロン自身、リドリーのようにはいかなかったといっています。『エイリアン』の方が古いのに……やっぱ、リドリー・スコットすごいです。

『エイリアン』のアルティメット・エディションには、殺された乗務員がエイリアンの卵にされていくシーンが公開時には使われなかったシーンとして収録されています。これが結局『エイリアン2』でクイーンエイリアンが登場するために一役かった形になっています。このシーンがあったらあのクイーンエイリアンはなかったんだよなぁ、と思うと、なんか感慨深いものがあります。そんなクイーンエイリアンですが、一つだけいちゃもんをつけるとすれば……エイリアンが理解できる生物になったこと。『エイリアン』ではそのライフサイクルはあまりはっきりしていませんでしたが、クイーンエイリアンが登場したことで、なんか身近な生物に近いものだと理解できる存在になってしまいました。もうちょっと謎な部分を残してほしかったなぁ。でも、クイーンエイリアンがいないと、あの名台詞("Get away from her, bitch!",,,だったかな?)がなかったことを考えると、まぁそれくらい目をつぶれます。

あと、エイリアンのデザインが結構違うんですよね。頭の部分なんですが、どうも理由があったようで、その点DVD中で触れられています。『2』の方が昆虫チックなデザインになっていて、前作の方が生物と機械が混じった感じが強く出ているような気がします。その分、前作のデザインの方がなんか未知の生物という感じを強く感じました。AVPはどっちのデザインが採用されているのか知らん。

エンドロールをボーっと見ていたら、意外な名前が。『ブレイド』の監督のスティーブン・ノリントンがクレジットにありました。みんなこつこつ頑張っているんだなぁと思うと同時に、いろんなところでいろんな人がつながっているだとしみじみ感じました。特典のメイキングでも彼の名前がチラッと出てきます。こういう映画の製作に携わっていたせいか、ノリントン監督の最近の作品がVFXものなのもなんとなく納得がいきます。

うう、すげぇ長くなりました。マイベスト10に入る映画なだけにどうしても熱くなってしまう~


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