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2005.03.09

怪獣の名はなぜガギグゲゴなのか / 黒川 伊保子

ソニーからフラッシュメモリタイプの新型ウォークマンが出ました。うぉ~デザイン好みだ~買いたい~と思ってプレスリリースをよくよく読んでみると……何ですかこの「データ転送 専用USBケーブル経由」って?USB2.0なのかどうか気になったのでいろいろ読んでみたのですが、どこにも書いていないです。ニュースサイトもいろいろ回ってみたのですが、わずかASCII24に「USB1.1」とあっただけ。転送速度は他の人、あんまり気にならないのかなぁ。私はこの「1.1」で買うのはすっかり諦めました……「2.0」だったら絶対買ったのに~プレスリリースに書いていないのはやっぱりiPodとかと比べて不利だと思ったのか知らん。

怪獣の名はなぜガギグゲゴなのか漸く『怪獣の名はなぜガギグゲゴなのか』、読み終わりました。この本、タイトルが気になっていて、本屋に平積みされているときにチェックしていたのですが、買ったのは実は最近。読み始めはまぁまぁ面白かったのですが……詳しいことはまた後で。

前から漠然と、男子向けのロボットアニメのロボット名にはなぜ濁音が多いんだろう、と思っていました。たとえば「ガンダム」「ザク」「イデオン」「ボトムズ」「ザブングル」「ダンバイン」……濁音が入らないのもあるとは思いますが、数的にはやはり濁音入りが多いかと。なんとなく強そうなイメージがあるような気がしますが、なぜそう感じるかまでは深く考えたことはありませんでした。この本は、言葉の音が呼び起こすイメージについて、著者なりに科学的に解明しようとしています。

前半は導入部ということもあり読みやすいのですが、後半は一つ一つ語を分解して説明していくので少々ついていくのがしんどかったです。あと、書き方が新書の割には砕けたところがあり(これは自分の勝手な新書イメージかも知れませんが……)、そこがまた内容とは別になんか違和感を感じさせ、読み続けるのがちょっとつらいときもありました。が、何とか読了。

トンデモ本ではないかという評もあるようですが、確かにそのような感じもしなくはないです。日本語特殊論というか優位論はちょっとなぁ。日本語以外の言葉との結びつきにも触れていますが(「共」と「com」の関係とか)、これもちょっとそのまま受け入れるには抵抗が……あと、どうして男子はこういう音が好きなのか(どんな音かは失念してしまいましたが……)、の説明のところに性的な理由を絡めるのには、ちょっとフロイトちっくなところを思い起こさせ、うむむむ、となってしまいました。

ただ、こういった漠然としていた音とイメージの相関関係的なものを整理して本にまとめたのは、やはりそれなりに評価の対象になるではないか知らん、とも思います。できれがこれを布石に、言語学・音声学・社会学・大脳生理学等々、学際的な研究に結びついていくとよいなぁ。でないと、漠然と、この本トンデモ本くさい、で終わってしまうので……読み手にとっても書き手にとってもそれはちょっと不幸なことではないかなぁ、って多分に他人任せではありますが。


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