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2005.03.22

コンタクト (Contact)

記事の修正していたらトラックバック同じの打ってしまいました。がっくり。記事を修正してさぁ更新、と思ったらさっき打ったトラックバックURLがなんかそのまま残っている~あーっ!と思ったときはすでに更新ボタンを押していました……今度からは注意しないと、はぁ。

コンタクト 特別版気を取り直してと。今週は『コンタクト』を鑑賞。こちらも買ってから長い間放置していました。買ったからには見たかったわけですが(安かったのが一番の理由ですが……)、実はずーっと前に原作本を読んでいて中身知っていたので、かなりの間、放置状態にしてしまっていました。今回初鑑賞となったわけですが……えーっとこういうオチでしたっけ?

主人公のエリーは天文学者。S.E.T.I.(地球外知的生命体探索)に夢中な彼女ですが、その手がかりをついにつかみます。世界中の注目の的となる中、エリーたちは宇宙からのメッセージを解読していくのですが、その内容とは、またその先には……というお話。ラストまではなんとなく覚えていた原作の内容と同じなのですが、肝心要のラストが……ラストはああじゃなかったと思うんですが……うーん、もう一回原作読み直してみようかなぁ。

主演はジョディ・フォスター。他に。マシュー・マコノヒーやトム・スケリット、ジェームズ・ウッズなどが出ています。マシュー・マコノヒーがかなりいい味出していました。役どころとしてもおいしいところでしたな。監督はロバート・ゼメキス。『コンタクト』の前に『フォレスト・ガンプ』を彼はとっているわけですが、そのときに培ったニュースなどの実際の映像と映画用の映像の合成のテクニックをここでもうまーくつかっています。当時のアメリカ大統領はクリントンでしたが、彼の映像をうまく取り込んでいて、まったく違和感ありませんでした。途中まで、このそっくりさんえらく似ているなぁと思ってしまうくらいでした。こんなテクニック、普通に使われるようになると、そっくりさんの出演回数、減ってくるんではないかなぁ。

びっくりしたのはオープニング。無音です。一瞬うちのテレビが壊れたのかと思いました。普通はワーナーのロゴが出るあたりから音がしているもんですが、まったくなし。タイトルが出るまで音がでないのでびっくりしました。この編集、してやられました。『コンタクト』では音が重要な役割を果たすので、映画の音作りにはかなり凝っている感じを受けました。音が出始めてからもオープニング、なかなか見せてくれます。映画を見終わってからもう一度オープニングを見ると、なるほど~と思うのでは。

宇宙人探索および宇宙人との接触(コンタクト)をテーマにしつつ、科学と宗教の対立などもう一つのテーマもきっちり押さえているところがまた面白いところでもありました。進歩した科学は宗教と対立するのか、科学は神の不在を明らかにしてしまうことになるのか、などなどこのテーマだけでも他に映画一本取れるんではないかなぁと思うくらいです。映画では科学と宗教の対立が描かれていましたが、科学者の中には、研究しているうちにどうしても神の存在を意識せざるを得ないときがある、という人もいるようだ、というのをどこかで見聞きした記憶があります。単純に対立するものでもないんですかねぇ。

主人公のエリーは無神論者的な位置づけでしたが、それがまた重要なキャラクター設定というのも面白いものでした。何でも事実・証拠がないと信じられない彼女は、神がいる、という事実・証拠がないということから神を信じられない、といいます(これ以外にも少女時代の出来事に起因する理由はありますが)。これが、後に自分に跳ね返ってくるのはなかなか面白いものでした。

また、劇中に「世界の95%以上の人が(数字は違うかも)何らかの形で神の存在を信じている」という台詞がありましたが、無神論者って意外に少ないんですかね~日本ではおそらく逆になると思いますが、となると日本が世界的にみて特殊なのか知らん。

S.E.T.I.ですが、今では個人でもその活動に協力できます。こちらのサイト(英語)に詳しいことが載っていますが、一時期流行語のようになったグリッドコンピューティングの技術を使ったものです。あなたのPCの空き時間を使って一緒に宇宙人を探しましょう~てなとこですか。


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2005.03.21

On the 6 / Jennifer Lopez

先週の週末からアメリカで『リング2』が公開になっています。日本版ではなくてアメリカ版の続編ですね。これが日本人の中田監督によるもの。で興行成績の結果はというと……1位だそうで。清水監督に続いてアメリカで興行成績1位を獲得した二人目の日本人監督になるわけで。すごいの一言です。若干スタジオの期待した数字を下回ったそうですが、それでもやっぱりすごい。ということで公開されたら見に行こうかなぁ。

On the 6先週はジェニファー・ロペスの"On the 6"を聞いていました。新作"Rebirth"からのファーストシングル'Get Right'も好調のJ.Loですが、こちらはデビューアルバムになります。作品を重ねるごとにヒップホップ色が強くなっていった彼女ですが、こちらはデビュー作ということもあり、どちらかというとラテン系の印象が強いかなと。

歌手デビューの前から役者としてそれなりにメジャーになっていたわけですが、役者だけでは物足りなかったのか、アルバムまで出しちゃいました。アルバムが1999年発表なわけで、その前に公開されていた彼女が出ていた作品を調べてみると、『マネー・トレイン』『ジャック』『ブラッド&ワイン』『アナコンダ』『アウト・オブ・サイト』……それなりの作品に出ていたようで。『アナコンダ』以外は未見なので主役級だったのかどうか不明ですが、それでもそこそこの興行成績を残しているものに出演しているので、やはり役者としてはまぁまぁだったのでは。

役者から歌手へという転進(または兼業)はこれまで他の人でもためした人がいるわけでして、有名どころではブルース・ウィリスやドン・ジョンソンなんかがいます。どちらもシングルでそこそこヒットを飛ばしはしましたが、役者に専念することになったようです。歌手と役者、完全に両方うまくいく人はそういないようですが、彼女はその数少ない成功例ではないでしょうか。

先にラテン系の色が強いと書きましたが、スペイン語の曲が入っているところからもラテン色をうかがい知ることが出来ます。ヒスパニック系へのアピールだったのか知らん。'Let's Get Loud'なんかはグロリア・エステファンが歌ってもおかしくないくらいラテンポップスの雰囲気満載です。とはいってもヒップホップ系の曲もこのときからすでに収録はしており('Feelin' So Good'などがそう)、この後にラテン系からヒップホップ系へ路線を変えていく布石はすでにあったのかなと。

アルバム最後には'Do You Know'という曲が収録されています。タイトルだけだとどんな曲かわかりませんが、ネスカフェのCMで使われていた"Do You Know Where You're going to..."の曲と書くとどんな曲かわかるのでは?ちょっとJ.Loのイメージと重ならないんだよなぁ、この曲。

先日『Shall We Dance?』のプロモーションで来日していたJ.Loですが、初来日は花博のときですと。びっくり。ダンサーとして来日してたそうで。となると、今開催中の愛知万博にも未来のビッグスターの卵が来ているかも~?


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BlogPeopleの検索窓つけました

モダシンさんのサイトをいつものように読んでいたら、以下のようなお願いが出ていました。

で、この検索窓をあなたのブログにも貼り付けてもらえないでしょうか?また配布していることをブログで書いてもらえないでしょうか?

モダシンさんはBlogPeopleの人な訳ですが、モダシンさんからのお願いだし(面識はないですが……)、TrackbackPeopleなどでお世話になっているBlogPeopleにお役に立てるのなら、ということでサイドバーに検索窓をつけてみました。Blog/RSSの検索になります。旬なネタの場合、Googleで検索するよりもBlogを検索した方がより情報を集められることがままありますが、そんな時にぜひどうぞ~検索結果は別ウィンドウで開きますです。

ちなみに先日発表されたソニーのフラッシュメモリ型プレイヤーの情報(ネタ)は、発表当日から数日の間はBlogを検索した方がGoogle検索するよりはるかに記事がヒットしました(プレスリリースの引用またはニュースサイトの引用がほとんどでしたが……)。

コードはサイトにあわせて自由に変更可能、ということだったのでimgタグのところは取っちゃいました。そのままコードを貼り付けたらなんかちいさな「□」が検索ボックスの前についてしまったので……動作には問題ないようです。うちのサイトにもつけたい~という方はこちらに詳しい情報が載っておりますのでそちらをご参照ください。

モダシンさん、トラックバックされたサイトを一つ一つ訪問してはコメントを残されているそうで、頭が下がる思いです。うちはコメント欄がないので、さらっと見ていただければ幸いかと。あああ、と思ったらトラックバック2回打っちゃいました~すんません……


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2005.03.13

Lara Fabian / Lara Fabian

iTunes直った~!ファイルの再生だけでなく、CDの再生でも音がおかしいので、ひょっとしてwaveoutのところか知らん、とサウンドの設定をちょろちょろいじっていると直りました……とりあえずこの状態で様子見。焦った~でもこれで本当に直っているのかちょっと心配。

ララ・ファビアン今週は『ララ・ファビアン』を。確かセリーヌ・ディオンと同じくカナダのフランス語圏で活躍してて、カナダではすでにスーパースターだったとか。これが英語によるメジャー作品の一発目でした。アメリカ進出を狙ったものでプロデューサーもそうそうたるメンバー。マドンナやマライア・キャリーを手がけた人たちがサポート。して結果は……

アルバムとしては、キャリアが似ているセリーヌ・ディオンにかなり近いできです。特に、セリーヌ・ディオンが英語によるアルバムデビューを始めたころの作品にかなり近い感じがします。曲にしても歌い方にしてもかなりそっくりなでき。なので、セリーヌ・ディオンの"Unison"などが好きな方はきっと気に入るのでは?

シングルカットされた 'I will Love Again' は明るいポップ/ダンスチューンに仕上がっています。残念ながらチャート上位につくことはなく、その後アメリカでの活躍は下火になってしまったようです。サントラに曲を提供したりといろいろしていたみたいですが(『ファイナルファンタジー』のエンディングには彼女の'Dream Within'が使われています)、この辺の展開もセリーヌに似ていました(セリーヌは、『美女と野獣』にデュエットではありますが曲を提供。映画も曲も大ヒットしました)。うーん、同じことをやっても売れるとは限らないんだなぁ(曲を提供した映画が微妙に売れ筋からはずれていたという点はありますが……)。

こちらのアルバムには『ドーソンズ・クリーク』に使われた 'Givin' up on You' も収録されています。この曲もいいです~こちらは落ち着いた感じの曲に仕上がっていて、ポップチューンだけでなくこういった曲も歌える、というアピールになっているようです。バラードも収録されていますが、これまたいけます。

ソニーと契約して出されたアルバムですが、ソニーは休業宣言をしていたセリーヌに続く人材を探していたのでしょうか。思惑は外れてしまったようですが……あまりにもそっくりすぎたのが致命傷だったのかなぁ。セリーヌではなくてファビアンなりの独自色がもう少しあれば展開も違ってきていたかも。それにしてもやっぱりアメリカ制覇!っていうのはどこの国の人も目指すものなのか知らん。日本人の中にも英語アルバムを出していろいろアメリカで頑張っている人がいますが、チャートアクションという観点からだとどれもうまくいっていないもんなぁ。それにしてもアメリカ制覇でうまくいかないのは日本人に限った話ではないんだなぁ、とこの作品を聞きながら思いました。


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追跡者 ( U.S. Marshals )

iTunesが壊れた~再生するとエコーがかかったような感じになり、音が割れる~!再生中か録音中かもはや記憶がショックでおぼろげですが、iTunesを使っている最中に外付けディスク(ここに全部ファイルが入っています)にのHDDの電源コードが外れたせいかしらん。現在試行錯誤で対応中。他のアプリだとちゃんと再生できるっちゅうことはHDDは壊れていないということで、ということはiTunesが壊れたとしか思えないですなぁ。再インストールしましたが、今のところ駄目。うーん……

追跡者 特別版気を取り直して。週末は『追跡者』を見ていました。これ、DVDソフトが出始めのころに買ったやつだったんですが、長いこと放置していました。漸く封を切って鑑賞。これ、まだケースの角がとがったタイプで今みたいな角が丸いタイプではなかったんですな。チープだよなぁと思っていたら、あっという間に今のタイプになりました。

ハリソン・フォード主演の『逃亡者』の続編ということで、前作で査官を演じたトミー・リー・ジョーンズが再度登場、主役をはっています。今度追いかけられる役は、ウェズリー・スナイプス。他に、捜査に協力する役としてロバート・ダウニー・Jr.、トミー・リー・ジョーンズの部下役としてジョー・パントリアーノ。トミー・リー・ジョーンズの部下役は前作とどうも同じようなのですが、うーん、当時、ジョー・パントリアーノが出ていたとは全然気がつきませんでした。彼を意識し始めたのは『マトリックス』以降だからなぁ。

お話は、犯罪者を輸送中の飛行機(コン・エアーですな)が墜落。そこからウェズリー・スナイプス演じるシェリダンが逃亡。トミー・リー・ジョーンズが演じるジェラードが追跡を開始するが、シェリダンはただの犯罪者ではなかった……と基本は前作とおなじ。展開も結構似ています。なのでハラハラドキドキ感は前作ほどではないですが、それでも十分楽しめる作品となっているかと。

特別編ということでおまけがついています。メイキングがちょこっとと、他に連邦捜査官の歴史なども。あと、静止画で関連作品の宣伝が入っています。今と違ってこれまたチープなつくりです。試行錯誤しながら今のような凝った見せ方のメニューやメイキングになっていったんでしょうなぁ。今はあまりに凝りすぎて、最初の画面をスキップしたくても操作できなかったりと自由度が減ったような気もしないでもないですが……

あと、これ、両面ディスクでした。ワーナーって両面ディスクを昔いくつか出していましたが(確か『エクソシスト』も当初両面ディスクだったような)、これやっぱり使いにくいですね。どっちがA面がB面か一発でわかりにくいし(小さな字で書いてありますが読みづらい……)。1層で作成されているので画面が一瞬止まることなく映画が楽しめるのはいいのですが。この両面ディスク、今ではおそらく出回っていないと思いますが、一瞬画面が止まらないメリットよりも、両面ディスクのであることのデメリットの方が大きいと判断されたんでしょうか。映画鑑賞時に画面が止まらない方がうれしい気もしますが、うーん、難しい……DVDを楽しむ主なライトユーザーは遅らく一瞬画面が止まっても気にしないんでしょうなぁ。ちゃんとお断りもジャケットに書いてあったりするし。それほど気になる方ではないですが、でもやっぱり気がついちゃいますね、画面止まる瞬間。画面がブラックアウトするところで切り替わり見ている人に気づかせないなど、うまーくやってくれるとうれしいんだけど、そううまく映画が毎回出来ているわけでもないしなぁ。


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2005.03.09

怪獣の名はなぜガギグゲゴなのか / 黒川 伊保子

ソニーからフラッシュメモリタイプの新型ウォークマンが出ました。うぉ~デザイン好みだ~買いたい~と思ってプレスリリースをよくよく読んでみると……何ですかこの「データ転送 専用USBケーブル経由」って?USB2.0なのかどうか気になったのでいろいろ読んでみたのですが、どこにも書いていないです。ニュースサイトもいろいろ回ってみたのですが、わずかASCII24に「USB1.1」とあっただけ。転送速度は他の人、あんまり気にならないのかなぁ。私はこの「1.1」で買うのはすっかり諦めました……「2.0」だったら絶対買ったのに~プレスリリースに書いていないのはやっぱりiPodとかと比べて不利だと思ったのか知らん。

怪獣の名はなぜガギグゲゴなのか漸く『怪獣の名はなぜガギグゲゴなのか』、読み終わりました。この本、タイトルが気になっていて、本屋に平積みされているときにチェックしていたのですが、買ったのは実は最近。読み始めはまぁまぁ面白かったのですが……詳しいことはまた後で。

前から漠然と、男子向けのロボットアニメのロボット名にはなぜ濁音が多いんだろう、と思っていました。たとえば「ガンダム」「ザク」「イデオン」「ボトムズ」「ザブングル」「ダンバイン」……濁音が入らないのもあるとは思いますが、数的にはやはり濁音入りが多いかと。なんとなく強そうなイメージがあるような気がしますが、なぜそう感じるかまでは深く考えたことはありませんでした。この本は、言葉の音が呼び起こすイメージについて、著者なりに科学的に解明しようとしています。

前半は導入部ということもあり読みやすいのですが、後半は一つ一つ語を分解して説明していくので少々ついていくのがしんどかったです。あと、書き方が新書の割には砕けたところがあり(これは自分の勝手な新書イメージかも知れませんが……)、そこがまた内容とは別になんか違和感を感じさせ、読み続けるのがちょっとつらいときもありました。が、何とか読了。

トンデモ本ではないかという評もあるようですが、確かにそのような感じもしなくはないです。日本語特殊論というか優位論はちょっとなぁ。日本語以外の言葉との結びつきにも触れていますが(「共」と「com」の関係とか)、これもちょっとそのまま受け入れるには抵抗が……あと、どうして男子はこういう音が好きなのか(どんな音かは失念してしまいましたが……)、の説明のところに性的な理由を絡めるのには、ちょっとフロイトちっくなところを思い起こさせ、うむむむ、となってしまいました。

ただ、こういった漠然としていた音とイメージの相関関係的なものを整理して本にまとめたのは、やはりそれなりに評価の対象になるではないか知らん、とも思います。できれがこれを布石に、言語学・音声学・社会学・大脳生理学等々、学際的な研究に結びついていくとよいなぁ。でないと、漠然と、この本トンデモ本くさい、で終わってしまうので……読み手にとっても書き手にとってもそれはちょっと不幸なことではないかなぁ、って多分に他人任せではありますが。


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2005.03.08

羊たちの沈黙 ( The Silence of the Lambs )

再度ココログの容量チェックしてみました。今度は正しく表示されているようで、使用率は8%強程度でした。1年そこらでこの容量だからあと10年は持ちそう……10年後にはもっと便利なツールが出来ていそうだなぁ……ブログやっているのかしらん。

羊たちの沈黙 アルティメット・エディション羊たちの沈黙』、特別編がでたからさすがにもうこれ以上のものは出ないだろうと思っていましたが、出ましたフォックス得意のアルティメットエディションが。内容かぶっていたらやだなぁと思いつつ鑑賞。別ディスクに収録されているメイキングは、多分、特別編とそこそこ内容重なるんではないでしょうか。きちんとチェックしていないので何ともいえませんが……

FBIアカデミーの学生クラリスは殺人犯として拘留中のレクター博士の協力を得つつ、未だ解決の糸口のつかめない連続殺人犯バッファロー・ビルの正体に迫っていく……と、非常に大雑把なあらすじはこんな感じです。主人公のクラリスを演じるのはジョディー・フォスター、レクター博士はアンソニー・ホプキンス。アンソニー・ホプキンスは同じ役で続編の『ハンニバル』にも出ています。

映画は確かに良く出来ているかと。ホラーでありつつ、推理ものでもあり、上質のサスペンスでもあります。ただ、何度見ても、掘り下げ切れない何かかがあるなぁ、と感じていました。で、原作を読んでみたところ、すっきり。映画は原作を忠実になぞっているのですが、やはり2時間強という時間的な制約があるため、全部を盛り込むことが出来ず、また心理描写等々の映像化できない部分・映像化しにくい部分があり、その点が小説だと事細かに書かれていて、その分すっきり出来ました。映画を見ていて結末を知っているので、本を読んでもあまり楽しめないかも、と思っていたのですが、そんなことは全然なく、小説も十分に堪能しました。

映画がそれでは駄目ということではないです。映画は映画として得意なところもあるわけで、今作では、ラストの犯人の家を急襲するところ。これはもう映画ならではの技ですな。編集冥利に尽きます。これは小説よりも格段にインパクトがあります。当初は、現在のような編集ではなかったらしいのですが、編集変えて大正解ですな。

メイキングで興味深かったのは、『羊たちの沈黙』はアンチゲイ映画だと同性愛者団体から非難を浴びてそれが製作サイドにとってはすごいショックだったということ。製作サイドはそんなつもりはまったくなかったようで(異装愛者の扱いで確かに反感を買ってしまう可能性は否めませんでしたが……そんなことを言ったら原作も非難されてしかるべきでは)、そのショックまたは非難への回答が次回作『フィラデルフィア』につながるようです。そうだったのか~確かにアカデミー賞の時期にアンチ『羊たちの沈黙』運動があったような記憶がありますが、なるほど~ここから次回作につながっていくとは。機会があったら見ないといかんなぁ『フィラデルフィア』。

監督はジョナサン・デミ。彼はどうも同じ役者を使うのが好きらしく、彼の映画に何度も出ている常連さんというのがいるらしいです。今作でも何人かいるのですが、そのうちの一人がクリス・アイザック。冒頭のクレジットにもばーん、と名前が出てくるのですが、登場シーンとしてはわずか。監督かなり気に入っているんですかねぇ。『羊たちの沈黙』の前にとったデミ監督作品『愛されちゃってマフィア』にも出ています。

彼は歌手という一面もあって、アルバムも出していてヒット曲もあったりします。『ワイルド・アット・ハート』に使われてヒットした'Wicked Game'はAT40ヒットになっています(確か)。こちらが収録されているアルバム"Heart Shaped World "もお勧めです。歌手でもそれなりに成功していて、かつ俳優として今も活躍中って、かなり恵まれているんではないかなぁ。最新作は鬼才ジョン・ウォーターズ監督の"A Dirty Shame"。日本では未公開かも。


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2005.03.06

シャーク・テイル (Shark Tale)

期限がもうすぐきそうな映画無料券があったので久方ぶりに映画館へ。東急系の109シネマズでは、会員になると6回見れば1回映画鑑賞が無料になるんですな。毎回レイトショー1200円で見たとすると、1回当たり1000円ちょいで見れる計算。これはお得だわ~女性で毎回女性の日に見たと仮定すると、1回当たり1000円切りますな。すごいわ。

Shark Taleということで映画館に行ったのですが、うーん、積極的に見たいのがない……『THE JUON』が見たかったのですが時間が合わず断念。他に見るとすると……『シャーク・テイル』か。ということで消去法とういあまり積極的ではない方法で選んだ映画になりました。なんか最近見たい映画がないんだよなぁ、しくしく。

映画は、ひょんな勘違いから、みんなに恐れられているサメを退治したと一躍人気者になるオスカーと、草食主義のサメ、レニーをめぐるお話です。声優陣がすごかったのかそれとも話が受けたのか不明ですが、アメリカでは大ヒットしました。日本ではどうなんですかね~今週中には興行成績がでるかと思いますが、『ワン・ピース』に勝てたのか知らん。映画館は行ったシネコンの中で一番小さい劇場だったんですが、がらがらでした……

声優がかなり豪華で、オスカー役にウィル・スミス、レニー役にジャック・ブラック、その父親役にロバート・デ・ニーロ、オスカーの上司役でマーチン・スコセッシ、オスカーの彼女役でレニー・ゼルウィガー、オスカーに言い寄ってくる役でアンジェリーナ・ジョリー、とまぁすごい面子。日本語吹き替え版もこれに負けじとかなりすごい面子持ってきていますが、今回は字幕版での鑑賞。日本語吹き替え版はどんな感じだったのかなぁ。

オスカーはフレッシュ・プリンス時代のウィル・スミスのようで、兎に角喋り捲り。これ、吹き替えはかなりしんどかったんではないでしょうか。おまけにオスカーのキャラはウィル・スミスをデフォルメしたようでそっくりで。オスカーに限らず、他にも声優そっくりなキャラは随所に見られます。ジャック・ブラックが演じたレニーはそれほど濃いキャラではなく、むしろ気弱な感じで、ジャック・ブラックとはあまりイメージが重なりませんでした。似てなかったし。デ・ニーロはもうそのまんま、といった感じでした。

どれもオリジナルを見ていないので推測の域をでませんが、映画のパロディっぽいところもいくつかありました。あれは多分『ゴッドファーザー』で、あれは多分『シービスケット』ではないかなぁ……他にもあるかも知れません。

日本人から見ると今ひとつキャラがいけてないのが気になりますが、お話としてはまぁまぁ。ハッピーエンドで安心して見られるかと。エンドクレジットに若干の工夫があり、映画に出てきたキャラがエンドクレジットが流れている間あれこれいらんことをしゃべります。

繰り返しになりますが、ドリームワークスのCGアニメ映画のキャラはどこか日本人のツボをはずすように作られているように感じるのですが、今回一番よかったキャラはレニーでした。あの図体で気弱な感じがツボに来ました。他はどうもなぁ……マーチン・スコセッシのはりせんぼんもよかったけど。気になるのは、はりせんぼん、起こると声がドナルドダックのようになるんですが、あれもマーチン・スコセッシなのかしらん。


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プレデター (Predator)

ココフラッシュphoto、始まったみたいですな。どれどれ、どんなもんかいな~とのぞいてみると、ジャンルごとに画像を自動的にとってくる仕組みみたいですな。ジャンルごとにどれくらい画像があるかも一覧できるのですが、この画面、なんかに似ているなぁ、と思ったら、flickrとかTechnoratiにある、タグごとにどれだけ該当の記事・画像があるかを示す画面に似ているんですな。画像の多いジャンルはフォントがでっかく、画像があまりないジャンルはフォントが小さい、というところがそっくり。ココフラッシュphotoはまだベータ版とのことですが、今後どうなっていくのか知らん。

プレデター『プレデター2』と一緒に買った『プレデター』、漸くこちらも封を切り鑑賞しました。もう何度も見ているので今回は英語字幕で見たのですが、字幕の切り替えのところであれ、と思うことがありました。今回買ったバージョン、日本語吹き替えが入っていないんですな。いまどき珍しいなぁ。その分安くなっているのか知らん……

あらすじは、シュワルツェネッガー率いる部隊が要人救出のためゲリラ施設を急襲するが、その帰途、彼らを襲う何者かが現れる。また一人また一人と倒れていく中、最後に現れるその正体とは一体……てな感じですか。公開当時はプレデターの正体が結構な秘密扱いで、くれぐれも正体はばらさないように、とかいう感じだったように記憶しています(記憶違いかもしれませんが)。今はもうエイリアンなことはおおっぴらな事実ですが。なんの予備知識もなく映画を見ていると、新型の兵器を搭載した人間?と思うこともなくはないですが、大体途中で、人間じゃないよなぁこれ、とみんな思うことでしょう。

監督は『ダイ・ハード』をとったジョン・マクティアナン。『プレデター』は『ダイ・ハード』よりはさすがに売れはしませんでしたが、今見ても展開の早さやストーリー展開などに無駄がなく、あの怒涛の展開の『ダイ・ハード』につながるものを感じます。

『プレデター』は前半普通のアクション映画、後半SFアクションスリラー映画と1つで二つ楽しめるのですが、よくうまくいったよなぁというのが正直な感想です。大体こういう風にあれもこれもと詰め込むとうまくいかないことが多いのですが(うまい例がすぐに浮かびませんが……)、『プレデター』に関しては当てはまらなかったようです。続編まで出来てまうとはかなり売れたんでしょうなぁ。

ラストでは放心状態で立ち尽くすシュワルツェネッガーがでてくるのですが、これも結構意外でした。マッチョでヒーロー役がおおい彼ですが、この作品に限ってはラストになり非常に人間くさくなります。放心状態のシュワルツェネッガーなんてほかにあったかなぁ。

この映画、今見返すと州知事経験者が二人も出ているという興味深い点もあります。言わずもがなですがシュワルツェネッガーは現カリフォルニア州知事。それに、元ミネソタ州知事のジェシー・ベンチェラ(彼は映画俳優になる前はレスラー)。州知事経験者が二人も出ている映画って、ドキュメンタリー以外だとそうないんじゃないかんなぁ。そういった意味でも貴重な作品。


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Affirmation / Savage Garden

ココログ、ちょっぴり容量が増えました。どれくらい余裕があるのか確認してみようと管理画面をあけてみると……使用量0MB?容量、増えてはいるみたいですが、使用量の表示がなんかトラブっているみたいですな。ホントに0MBだったらデータが吹っ飛んでいることになるんですが、どうもそうではなくて表示だけの問題みたいです。よかった~

Affirmation先週はまたもやポップス路線に立ち戻り、 Savage Garden の "Affirmation" を聞いていました。デビューアルバムに収録されていた 'I Want You' が結構好きで、セカンドアルバムも結構期待していたのですが、セカンドアルバムになるこの "Affirmation" 、あたりでした~!

こちらのアルバムからは 'I Knew I Loved You' 、 'The Animal Song' 、 'Crash and Burn' などがシングルカットされてヒットしました。シングル曲も良かったのですが、アルバムに収録されている他の曲もあたりが多く、個人的にはかなりツボにくるアルバムでした。 'Chained to You' はかなりかっこよく、シングルカットしてもよかったんじゃないかなぁ。他にもシングルカットできそうな曲が盛りだくさんで、シングルが気に入った人ならアルバムを手にしてもはずさないのではないでしょうか。

ファーストシングルの 'I Know I Loved You' はバーラド。うーん、この路線で今回のアルバムは来るのか~とちょっと心配だったのですが、セカンドシングルの 'The Animal Song 'はアップテンポの明るい曲で、こういう曲もやっぱりないとね、とアルバムへの期待が高まりました。 'Crash and Burn' はバラードというよりミドルテンポの曲といった感じ。これもまた良かったですね~未見ではありますが、 'The Animal Song' は映画『カーラの結婚宣言』に使われていました。PVでは映画のシーンなどがところどころ出てきます。

ファーストアルバムが結構売れて(バラードとバラード以外のシングルヒットがあって、という条件付)、その後のアルバムからのファーストシングルがバラード系の曲だと、その後人気が下り坂になる、というのがなんとなく American Top 40 周りではジンクスのように存在するように感じるのですが、Savage Gardenの場合、落ち目ではなくて、このアルバムを出し後、解散しちゃいました……もったいない、の一言です。こういったアルバムがもう聞けないというのはちょっと軽いショックですな。

解散も結構ドタバタで、確かボーカルの Darren Hayes がソロ活動をするかなんかで解散を口にしたところ、相方の Daniel Jones は、え俺解散なんて聞いてないよ、状態だったとか。結局これをきっかけにホントに解散してしまい、 Darren はソロアルバムを出すにいたるわけですが、ソロはやっぱりグループ時代より売れていないようで……解散しなきゃよかったのにぃ。


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