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2005.12.25

ライオンと魔女 / C. S. ルイス

うわぁ、先日ちらっと触れたスクエア・エニックスの『キングダム ハーツ2』。これ、中黒いらんのですな……英語だと"Kingdom Hearts"だからてっきり中黒いるんかと。むしろスペース空けるのがいいみたい……そういえば『ファイナルファンタジー』もそうだっけ。スクエニってこういうネーミングなのかしらん。って言うか、社名には中黒はいるのかぁ。細かすぎるか、俺……

『キングダム ハーツ』はスクエニとディズニーが手を組んで作ったゲームな訳ですが、そんなディズニー、アメリカでは『ナルニア国物語』の公開で気を吐いております。すでに興行収益が大ヒットの目安である1億ドルを突破。これで続編製作は確実ですなぁ。日本での公開は3月ということで後数ヶ月待つ必要がありそう。ということで、公開前に原作の『ライオンと魔女』を読んでみることにしました。

ライオンと魔女 ナルニア国ものがたり(1)お話は、衣装ダンスの向こうで4人兄弟姉妹が見つけたナルニア国を舞台に、悪い魔女との対決を描いたものです。日本語版は岩波少年文庫でてているわけですが、子供向けに訳されていて大人が読むとあっという間に読めてしまいます。内容も展開が速く、また、人間関係もわかりやすいので途中で投げ出すことはあまりないかなと。途中で飽きてしまわなければの話ですが。

あとがきに翻訳者の解説が出ていますが、そこでも触れられているように、キリスト教の影響が非常に強く出ているなぁというのが読了後の感想でした。象徴的なところは自己犠牲を描いているところとか。あと、ライオンの鬣が切られるところは、サムソンが髪を切られるところを髣髴させるかなと。かといって説教臭さはまるでなく、キリスト教の背景がなくても楽しめるものになっています。

子供が4人メインキャラクターとして登場してきますが、うち、二男のエドマンドがねぇ。前半はもう小憎たらしくて小憎たらしくて。このままこの性格で進んでいったらどうしようかと思ってしまいました。ま、さすがに児童書ということもあり、あまりひどい展開にならなかったのでほっとしましたが。確かにこういう子供いますが……

ファンタジー世界ということで、空想上のいろんな人・動物が登場します。ギリシャ神話や北欧神話からの影響なのか、酒の神のバッカスの名前が出てきたり、上半身が人間で下半身が馬のケンタウロスなどが登場したりします。ファンタジーということで、どうしても『指輪物語』と比べてしまうのですが、『ライオンと魔女』を読んだ限りでは、オリジナリティという点では『指輪物語』に劣るかなと。ただ、この後6冊読んだらイメージ変わるかも知れませんが。しかし、サンタクロースが出てきたときはマジ驚きました。それもかなり重要な役だし。

映画の予告編がネットで見られます。映画だとかなり戦闘シーンが見せ所になっているっぽいですが、本の中だとものすごくあっさり書かれているんですよねぇ。この辺は映画が原作のイメージをいい具合に膨らませているんだと期待したいと思います。子供たちが活躍することが本の中でも言及されているんですが、ちょっと物足りなかったし。

冬休み中に後6冊全部読めるかなぁ……


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