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2006.01.08

ハウス・オブ・ザ・デッド ( House of the Dead )

ゲームがベースになった映画が作られるのも普通になってきましたが、今週末アメリカで封切られる"Bloodrayne"もその一つ。こちらはPCゲームなのであまり日本ではなじみがありませんが、国内でもしっかり売られているようです。映画の方は、主演が『ターミネーター3』で女性ターミネーターを演じたKristanna Loken、ほかにベン・キングスレー、マイケル・マドセン、ミッシェル・ロドリゲスとちょっと豪華な布陣。興行成績はどうなりますか……

ハウス・オブ・ザ・デッド"Bloodrayne"の監督はゲームネタの映画制作が続いているようで、この前にも"Alone in the Dark"(こちらはPS版があるようです。やってみたいなぁ)と『ハウス・オブ・ザ・デッド』を監督しています。"Alone..."は日本未公開だと思うのですが(DVDも出ていないっぽい……)、『ハウス・オブ・ザ・デッド』の方は日本で公開され、この前DVDがレンタル開始になりました。ということで借りてみました。

ゲームはセガが作ったガンシューティングもので、アーケードで当初展開、その後亡きドリームキャスト向けソフトとして販売されました。中古で安く手にしたドリキャスが家にあったので、ソフトを中古で入手、ついでに安かったガンコンも買い、一時期はまりました。年のせいか、途中で腕が痛くなり、ラストまでいけていないのが残念。またやり直そうか知らん……

映画がアメリカで公開された時は、一応チェックしていたのですが、確か興行成績はそれほど芳しくなかったような記憶があり、ちょっと内容を心配しながら借りました。ジャケットがすでにB級テイストぷんぷんだったのでそれも不安に拍車をかける要因になりました……

ストーリーは……ある島でパーティーが開かれるがそこはゾンビの蔓延る島だった。ゾンビに襲われ中、辛うじて生き残った人々は何とか島を脱出しようとする……てな感じです。オープニングからB級感が。その後もその雰囲気を損なうことなく話が進みます。ゲームとの関連性をにおわすラストが印象に残りますが、ゲームをやっていない人にはさっぱり、という終わり方でもあります(オープニングをしっかり見ていると多少わかりますが)。

元のゲームがシューティングで世界観に乏しいこともあり、そこをいかに膨らませるかが映画の醍醐味になってくるかと思っていたのですが、うーん、膨らませる方向が話ではなくてゾンビシューティングの方に行っていました。確かにゲーム本来の面白さを膨らませるとそうなるんだけど……中盤でゾンビを撃って撃って撃ちまくるシーンがあるのですが、ここはまさにゲームを髣髴させるシーン。もうおなかいっぱいというくらい撃ちまくってくれます。それもマトリックスばりのブレット・タイムシーンを交えながら。

ゾンビを撃つことがゲームと映画の主たる関連性ですが、映画ではシーンとシーンの繋ぎやオープニングにゲームの画面をそのまま使うなどしており、ゲームを知らない人でも、これはゲームにinspireされた作品なんだということを教えてくれます。ゲームをやった人なら、いやぁ懐かしいなぁというシーンがてんこ盛りです。

ストーリーも見せ方もB級ですが、割り切ってみればまぁこんなものかと。ゲームファンは、もうちょっとましなもんにしろ、とちょっと憤ってしまうかも知れませんが。間違っても『バイオハザード』と比べてはいかんです。同じつもりで借りるとえらいことになりますです。

この監督、この後に"Alone in the Dark"を監督、これがゲームファンから顰蹙を買う出来だったようで。で、今回もまたゲームベースの映画。ゲームファンは戦々恐々として"Bloodrayne"の公開を待っているのかも知れません。アメリカのyahooでは、ユーザ評価が「F」というかなり低い評価がいくつか見受けられます。これも日本公開見送りか知らん……

ちなみにこのゾンビ、走ります。あれ、でも人を襲うときはあんまり走っていなかったような気が……


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