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2008.07.27

ノイズ ( The Astronaut's Wife )

週末は映画に行くことがめっきり減りました。体調的なこともありますが、最大の理由は買い込んだDVDが一向に減らないため。つまり、見てないものが増える一方なのです……まずは買ったDVDを見つくしてから、それから映画館に行こうというわけです。近所に映画館があるのに、新宿の新しくなったシネコンにも行ってみたいのに、ここはぐっと我慢。当然ではありますが、DVDも極力買わないようになりました。まだ見ていないのがたくさんあるのに買うのはやっぱりおかしいよな……でも、『サイレント・ヒル』のDVD特別版は買いたかったなぁ。

ノイズ映画館に行かなくなったとは言うものの、TSUTAYAで半額キャンペーンをやっているとついつい借りてしまうのは相変わらず。今回は『ノイズ』を借りてみました。今や日本でも大人気のジョニー・デップ出演作。主演は他にシャーリズ・セロン。

ジョニー・デップ演じる宇宙飛行士スペンサーは船外作業中、事故にあう。空白の2分間があったものの、無事救助され地球に急遽帰還。何も変わっていないように見えるスペンサーだったが、妻ジリアンは何か違うものを感じていた。そんな中、子供を身ごもった彼女。子供は本当にスペンサーの子供なのか、それとも何か得体の知れないモノの子なのか……次第に精神的に不安定になっていくジリアン。果たして夫は昔のままなのか、それとも……

あらすじはこんな感じ。SFサスペンス的なお話ですが、特撮はあまりありません。むしろサスペンス色が色濃いです(TSUTAYAではSFの棚にありましたが)。ジリアンの懸念が杞憂なのかどうなのかが最後までわからず、この一点だけで見る人をなんとか終わりまでひきつけようとする映画です。

ジリアン視点で描かれるので、見ている人は同じような不安に駆られるわけです。ただ、昔ジリアンが親を亡くした時に精神的に不安定になったこと、および妊娠しているため精神的に不安定になっているような演出があるため、ジリアンの不安が現実的なものなのかはたまた単なる勘違いなのか、どっちと判断すればいいのかさっぱりわからず、最後まで見ざるを得なくなります(ま、映画なんだから普通では終わらないと大半の人は思うはずですが)。

若干テンポがゆるい感じがするので、気が急く人はいらいらするかも。そこはぐっと我慢して最後まで見ましょう。どんでん返しはありませんが、その価値はちょっとはありますので。続編はありませんでしたが、続編があってもおかしくない終わり方ではありました。

監督はIMDBによればこれが2作目だったようで。ただ、この後は映画は撮っておらず、脚本や製作が中心のようです。うーん、納得かも……出演は他にクレア・デュバルと『T2』に出ていたジョー・モートン。クレア・デュバルはジリアンの妹役で出演でした。『パラサイト』の時の印象が強いですが、それと似たような役でした。不良少女みたいな役の印象が強いのですが(『ゴースト・オブ・マーズ』はそうでもなかったけど)、IMDBのバイオグラフィを読んだらなかなかすごい経歴みたいで。このせいでそういう役が多いのか知らん。それにしても、映画の中ではよくできる姉とそうでもない妹的な演出だったのが、経歴も演出と同じように結構違うのには驚きました。

原題のままだと「アストロノーツ・ワイフ」だし、かといって翻訳して「宇宙飛行士の妻」だと味気ないし。ということで『ノイズ』を邦題にしたのは正解だと思います。なんか不安をあおる印象があるし。で、この『ノイズ』ですが、まさに「ノイズ(雑音)」で映画の中に時々出てきます。ジリアンがスペンサーが何かと交信するのにこの「ノイズ」を使っているのではと疑うわけですな。映画の中でキー的な要素なのですが、その割にはあまり出てきません。というか気づきにくいだけなのかも……そんな「ノイズ」なのにタイトルにしようと思い立った人、マジすごいなぁ。






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