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2008.08.11

ブラッド・ワーク ( Blood Work )

TSUTAYAで半額キャンペーンがまたやっていました。なんか昔より回数が増えているような気が……ということでまたレンタルへ。ブルーレイレンタルが全店で開始ということで、うちの近所のTSUTAYAでもありました。が半額対象外ということで、次回へ持ち越し。まだソフトが少ないこともあり、もう少し様子見かなぁ。セル版ブルーレイもまだHDということ以外、DVDと差がないので、ソフト買うのも当分先になりそう……BDのみ特典ディスクが付きます、ぐらいわかりやすければ即買うんですが……(って当然ソフト次第ですが)。

ブラッド・ワーク 特別版今回はクリント・イーストウッドが製作・監督・主演と務めた『ブラッド・ワーク』を。FBIのプロファイラーであるテリーは連続殺人の容疑者を追う途中で心臓発作で倒れてしまう。2年後、FBIを引退し無事心臓移植も終了したところへある女性が訪ねてくる……という感じでお話は始まります。

純粋なミステリー・スリラーですな。プロファイラーが主役というと、猟奇的な殺人が延々と続くのかと思うかもしれませんが、そういった類の演出は最初だけ。猟奇的ではないにせよ、その後も殺人が続くことには変わりはありませんが……猟奇的ではない、というのが謎解きのひとつのポイントにもなっています。

サイコパスを追い詰めるプロファイラーの活躍、といったものを期待すると若干肩透かしをくらうかもしれませんが、ミステリーとしては楽しめるのでは。ただ、気がつく人は早めにオチがわかってしまうかも。もう少しひねりがあってもよかったかもなぁ。

原作はマイクル・コナリーの小説で翻訳が出ています。日本版のタイトルは『わが心臓の痛み』。映画のタイトルよりもうまいなぁとついつい思ってしまいます。心臓を移植され生きながらえることができたものの、それに若干の罪悪感(他にも移植を待つ人がいるのに云々)を感じつつ、また、移植の背後にあった理由等々からまさに心臓が痛むような(心臓ではなく心なんだろうけど)事態に巻き込まれる主人公の気持ちをうまく表現しているなぁと思いました。

夜より暗き闇〈上〉 (講談社文庫)原題の" Blood Work "にもしっかり意味はあります。こちらは謎を解く鍵をタイトルにしています。映画的には『ブラッド・ワーク』の方がしっくりくるかも。カタカナタイトルが洋画にはよく似合う、というわけではないですが、娯楽として楽しむにはこの方がいいかも。『わが心臓の痛み』だとなんか文芸チックな感じで軽い感じで映画を見たい人を遠ざけてしまうような感じがなんかするのは気のせいか知らん。

映画のラストを見て後日談を知りたい方は、小説で楽しめるようです。『夜より暗き闇』という作品でテリーが再登場するようで。映画が意外に面白かったので、コナリーの小説にも挑戦してみようかなぁ。その前『立証責任』をいいかげんに読み終えないと……






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